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クラミジア治療薬について紹介

クラミジアは日本では感染者数の多い病気で、10代の人のおよそ10人に1人がこの病気にかかっていると言われています。
この病気の原因となっているのは、クラミジア・トラコマチスという細菌です。
そのため、治療には細菌の増殖を抑える薬が使われることになります。

クラミジアの症状は人によって様々です。男性であれば主に尿道や睾丸に、女性であれば主に膣内に発症します。
また、咽頭の粘膜に発症する咽頭クラミジアと呼ばれるものもあります。
クラミジアの治療薬として代表的なものは、ジスロマックやクラビット、レボクインなどです。

ジスロマックというのは、マクロライド系の抗生物質になります。この薬の有効成分はアジスロマイシン水和物です。
アジスロマイシンは、病原菌となっている細菌のタンパク合成を阻害することで抗菌効果を発揮します。

ジスロマックの服用方法としては、1日1回アジスロマイシン水和物として500ミリグラムを服用します。
通常は1回の服用で効果がありますが、細菌が完全に死滅せずに残ってしまう場合もあるので、3日間は服用を続ける必要があります。
ジスロマックには副作用はあまりありませんが、人によっては下痢や吐き気などの胃腸症状、発疹やかゆみなどの皮膚症状が出ることがあります。

クラビットというのは、ニューキノロン系の抗菌薬です。この薬の有効成分はレボフロキサシン水和物になります。
レボフロキサシンは、病原菌である細菌のDNA複製を妨げることで抗菌効果を発揮します。

クラビットの服用方法としては、1日1回レボフロキサシン水和物として500ミリグラムを服用します。
症状や発症している部位によっても異なりますが、通常は数日間程度でクラミジアの症状を治療することができます。
クラビットの副作用としては、頭痛やめまい、発疹などを起こす場合があります。

レボクインというのは、クラビットのジェネリック医薬品になります。
有効成分はクラビットと同じレボフロキサシン水和物で、効果や副作用、服用方法などはクラビットと同じです。

クラビットはクラミジア治療にも使われています

クラビットは、細菌が原因となって起きる様々な病気にたいして使われる薬です。
風邪やインフルエンザのようにウィルスが原因となっている場合には効果はありませんが、クラミジアだけでなく尿路感染症や肺炎、急性副鼻腔炎など細菌による感染症の治療に幅広く使用されています。

クラミジアの治療では、男性および女性のどちらも使用することができます。
男性の尿道や睾丸に発症している場合や、女性の膣内に発症している場合だけでなく、のどの粘膜に感染している咽頭クラミジアの治療にも使うことができます。
また、クラミジア結膜炎の治療にも使用されます。

クラビットの製品にはいくつかのタイプがあります。
従来品では、主成分であるレボフロキサシン水和物が100ミリグラム含まれている錠剤タイプのものが販売されていました。
しかし現在ではレボフロキサシン水和物が250ミリグラム含まれている錠剤タイプ、500ミリグラム含まれている錠剤タイプ、および細粒10%のものが販売されています。

内服薬として使用する場合には、どのタイプでも基本的に1日1回の服用となります。
効果は通常数日で現れますが、治りにくい咽頭クラミジアの場合には完治するまでにしばらく時間がかかる場合もあります。
また、クラミジア結膜炎の治療には専用のクラビット点眼液が使われます。

クラビットを服用する場合には、薬の飲み合わせなどに気を付ける必要があります。
一部の鎮痛薬と併用した場合には、けいれんなどの副作用が起きやすくなります。
また、アルミニウムやマグネシウムを含む制酸剤は、クラビットの効き目を落としてしまう可能性があります。
不整脈を起こしやすい抗結核薬と併用すると、不整脈が起きやすくなります。

まれなケースでは、意識障害や精神変調などを起こすこともあります。
そのため、薬にたいするアレルギーや持病がある人は服用する際に十分な注意が必要です。
また、高齢者や妊娠中の人、子供には慎重に使用したほうが良いとされています。